いけばな天流華陽会

いけばな天流華陽会は、「お花を通じて心の癒しとともに、明るく陽気な日々を人と人の輪を大切に繋ぐ」ことを願い、約50年間の様々な華道修養を経て大和の地「奈良県」で創流しました。
私たちは、この願いを心につなぎ、日本のみならず世界の持続可能な豊かな社会の実現に貢献したいと願っております。現在も、多くの門弟と共に、様々な場面で伝統ある日本の華道家としてふるき良き華道のすばらしさを純粋につたえながら、いけばな天流華陽会の想いをお花に表現していますが、今後はより研鑽を深め、表現の幅を時代と共に適応していき、ひとつひとつの伝え方を工夫し、価値観を共有しながら、みんなの願いをかなえていく活動をしていきます。

流派名:いけばな天流華陽会(奈良県華道会員)
代表者:西田一陽(家元)
所在地:奈良県橿原市内膳町5-5-16
教室:アリアンス橿原いけばな教室(席数10席)・出張教室(県内各地)
※祝賀会・講演会・イベント等の生け込みのご依頼については、お問い合わせフォームからご連絡下さい。
当流派の歴史
2020年(令和2年):初代家元一陽(華舟)が成龍斎一如を開祖とする華道流派「容真御流」を離れ「いけばな天流華陽会」を創流。初代家元が家元会を発足。家元会により華道伝書の編成を開始。
当流派の特徴

いけばな様式は、自由花、お生花があり、家庭生活の中に適する様式だけではなく、式典をはじめ、舞台装飾やテーマ生けにおいても適した様式。お花を通じて心の癒しとともに、明るく陽気な日々を人と人の輪を大切に繋ぐ平和主義思想の元、古き良き華道の普及につとめる。家元を中心に家元会により組織され、師範師会が教務や催し物等を企画し、華陽会がそれらを運営しています。
組織

- 家元会
- 師範師会:主に教務や催し物の検討する委員会
- 教室:華陽会などの教室組織
- 門弟:教室組織につかない門弟を含む
相伝階位

当流派は「相伝もの」と呼ばれる11の段階を定めています。
- 総華天:最上級資格 家元
- 副総華天:最上級資格 次期家元
- 華天:最上級資格(年輪)
- 准華天:最上級資格(年輪)
- 総華理:上級資格
- 准総華理:上級資格
- 皆伝ノ理:師範
- 准皆伝ノ理:準師範
- 奥伝ノ理:習得
- 中伝ノ理
- 習事(普通4級→普通3級→普通2級→普通1級)※習い始め
※補足1.いけばな天流華陽会は、家元制度により相伝階位が定められています。また、一定の相伝階位に到達した方の教室運営を認めてます。
※補足2.習事の付与目安
- 普通4級:入門初日より
- 普通3級:天人地を理解
- 普通2級:木物をいけてもらった状態でお花だけ自らいけられる
- 普通1級:すべて自らいけられる
※補足3.免状の発行時期と発行基準について、期間は1月から12月を1年とし、1年間の受講内容によって家元会で承認された場合、次段階の免状発行を申請できます。当期間の12月に申請書と申請料を納めた者に翌期3月に免状認定証が発行されます。